訪問看護は、精神に障害を持ちながら、地域で生活している方が、「その人らしく」「自身の力で」地域で送れるよう、相談や指導を医療的な立場で個別的に支援します。
 具体的には、服薬など薬に関する事、食事や睡眠の状況、清潔や環境面などで困っている方や相談相手がいないなど、日常生活全般の話を聞いたり助言したりします。入退院を繰り返していた方が訪問看護を利用することによって、病状の悪化にもいち早く気付き、早めの外来受診のみで入院せずに地域で生活継続を長く続ける方もできています。
 三船病院に通院している方で、主治医の指示の下に多職種でカンファレンスを開き、その方にあった支援を検討し看護師、准看護師、作業療法士、精神保健福祉士などが訪問しています。月曜日〜土曜日(日・祝日を除く)で訪問しますが、診察日やデイケアとの同日の利用は原則出来ません。
 生活に不安がある方、訪問看護について詳しく知りたいと思われる方は、お気軽に主治医や外来スタッフにお知らせ下さい。