認知症治療病棟1「ローズ」とは

 認知症治療病棟1は、著しい認知症状のため在宅や施設、病院での対応が困難になった方に入院していただく病棟です。
 精神科的医療と集中的ケアを提供し、認知症高齢者の情緒の安定化を図り残存能力賦活や生活環境をコントロールすることで認知症による不適応症状を改善し、安定した日常生活を回復できるようリハビリテーションを中心とした活動を行うことを目的としています。
 当病棟では、家庭や施設、一般病院での対応が非常に困難となり入院に至るケースが多くあります。例えば、夜間に大声を出したり自室が分からず入眠中の方を起こしたりしてしまう夜間せん妄や、他のみなさまへの迷惑行為、歩行不安定な中での徘徊、暴力、危険行為、ケア提供への拒否、などです。またさまざまな身体疾患も合併しており、少しバランスを崩すと重篤な状態にもなりかねない方も大勢おられます。このような方々に対しては、精神的対応を主とした身体的対応も必要になります。

施設基準

 患者さま4人に対し看護師1人、患者さま5人に対し看護補助者1人、専従の作業療法士1人、精神保健福祉士1人の計24名のスタッフが入院中の方のお世話に当たらせていただきます。生活機能回復のための訓練および指導を、1日4時間・1週間に5回実施しています。病棟内に多職種スタッフが勤務しているため、みなさま各自の問題をそれぞれの職種の視点を生かしてカンファレンス検討することにより、より早い対応が可能となります。