臨床検査科

臨床検査科

外来案内

三船病院では検査室を設け、外注検査にほとんど頼ることなく日々の血液検査等を実施しています。
検査室では検査依頼に対して、正確かつ迅速に結果を提供できるように、また患者様に安心して検査を受けていただけるよう日々心がけております。
検査により得られた検査数値や検査所見は、医師が患者様の病状や健康状態を把握するためにとても重要な情報源となります。
検査には、患者様の血液や尿などを採って検査する検体検査と、患者様に接して行う生理機能検査があります。
当院では２名の臨床検査技師が月曜日から土曜日まで検体検査と生理機能検査を行っています。
治療抵抗性統合失調症の治療薬クロザピンを使用するために必要な検査項目（血液一般、血液像、血糖、HbA1ｃ）の検査を３０分以内に実施することができ、外来患者様のクロザピン薬物療法をスムーズに実施することができます。

検体検査

生化学検査

・血液や尿の中に含まれている蛋白質・糖・電解質・酵素など様々な成分を自動分析装置で測定
・肝臓機能・腎臓機能、血糖や脂質などの病気の診断や治療の判定、病状の経過観察に欠かせない重要な検査
血液検査

・血液中に含まれている白血球・赤血球・血小板といった細胞成分を測定
・貧血や感染症などの診断に不可欠な検査
一般尿検査

・尿中に糖や蛋白、赤血球等が出ていないか、又、顕微鏡を用いて尿中の細胞や菌の種類・数を調べる
・腎臓や尿の通り道の状態等を知ることができる
・便潜血検査で消化管の出血の有無を調べる
その他

・インフルエンザウイルス検査
・新型コロナウイルスPCR検査　など

 

生理機能検査

心電図検査

・心臓の細胞から発せられる微弱な電気信号を波形で表現したもの
・脈が一定でない、胸が苦しい、締め付けられるなど、不整脈や狭心症、心筋梗塞を判断するための検査
脳波検査 ・てんかんの有無や脳内病変を調べる検査