看護部

看護部

看護部長ご挨拶

当院の看護部門は、6つの病棟と外来、訪問看護の機能を有しています。328床の病棟の機能は精神科救急急性期病棟、精神療養病棟、認知症治療病棟、特殊疾患病棟と多様で、急性期から地域生活支援までの幅広い看護を実践しています。
開院70年あまりを迎える三船病院の理念は「病院の愛・家族の愛・社会の愛に包まれた患者様の医療・保健福祉サービスの提供を目指します」です。社会の変化に合わせて必要な看護を実践することはもちろんのこと、時代が変わっても揺るがない病院の理念のもと看護の歩みを進めていきたいと思っています。

看護部長 片岡 睦子

理念、方針、体制、目標

看護部理念

私たちは、専門職として愛情と誠意をもって根拠に基づく看護を実践します

 

看護部の基本方針
  1. 患者を大切に、患者のことを一番に考え、愛情と奉仕の心を持ち看護します。
  2. 患者や家族に安心してもらえる看護を提供します。
  3. 精神科の専門職としての誇りを持ち、根拠に基づく看護を実践します。
  4. 患者と家族の立場になって、社会復帰支援をします。
  5. 社会の人々が病気と障害に対する偏見を捨て、心から愛情を持って病気と障害のことが理解できるよう啓発活動を行います。
看護提供方式

機能別と受け持ち制の併用

 

看護部目標(2024年度)
  1. 精神科看護(統合失調症、認知症)、高齢者看護を強化し、個別性のある看護を実践する。
  2. 専門職としての倫理観と道徳観を養い、病院内で虐待やハラスメント等の問題が生じない。

 

教育体制

教育プログラム

看護部の基本方針に沿った看護が実践できる看護師を育成するため、「三船病院看護職員能力開発プログラム・クリニカルラダー活用ガイド」を導入しています。主任がプリセプターとなり「新人・中途採用者看護実践評価表」を活用して、自身の看護実践を振り返り、未達成の項目は達成できるようにサポートします。

 

充実した研修体制

精神科看護のスペシャリストを目指し、経年別の教育計画に基づく院内研修、クリニカル・ラダーを活用した臨床実践能力の向上を支援します。新人看護教育計画に基づく研修においては、専門的知識を深めるとともに、技術を磨くための環境を整えています。

 

Level 1

(新人)

  • 主な精神疾患の看護ケアが提供できる

Level 2

(一人前)

  • 精神保健福祉法に基づいた人権にも配慮したケアができる

Level 3

(中堅)

  • 新人育成ができる
  • チームを効果的に機能させることができる
  • フォロワーシップがとれる

Level 4

(エキスパート)

  • 家族看護が実践できる
  • 専門性が発揮できる
  • 看護活動における経営的視点がもてる

 

主な研修内容
  • 組織における役割・心構えの理解、組織概要
  • 精神保健福祉法(入院処遇・行動制限)
  • フィジカルアセスメント
  • 排泄援助(おむつマイスター研修)
  • 与薬の技術(筋肉注射、点滴)
  • 精神科における薬剤(向精神薬など)
  • 食事援助技術(経管栄養)
  • 口腔ケア
  • 看護記録に関する指針
  • 精神科疾患と治療(統合失調症・認知症)
  • 精神科疾患看護(幻聴、拒薬のある患者など)
  • 精神科に多い事故と医療安全対策
  • 包括的暴力防止プログラム(CVPPP)
  • 精神科における院内感染対策、環境整備技術
  • 退院支援(就業支援、障害福祉サービス)
  • 精神科における人権と倫理について
  • 家族看護
  • 救命救急処置技術(救急蘇生法)
  • 災害・防災管理
実習受け入れ校
  • 香川県立保健医療大学 保健医療学部看護学科
  • 四国医療専門学校
  • 穴吹医療大学校 看護学科通信課程
  • 四国学院大学香川西高等学校 衛生看護専攻科
  • 香川看護専門学校 第1学科・第2学科

 

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